SSブログ

サユキ(サキ)のお姉ちゃん、ユズカのブログは[かわいい]こちら[かわいい]です

ロタ・・・守ってあげられなかった・・・ [ノ:8ヶ月]

ノノ、入院中です・・・。
全て私の責任です。母親失格です。まさかこんなことになるなんて・・・。
ノノへの懺悔しか思い浮かびません。

ノノ、ごめんね。ダメなママだね。
ノノ、苦しいね。小さい体で頑張ってるね。
ノノ、早く気づいてあげられなくてごめんね。
ノノ、生きていてくれてありがとう。


月曜日、極度の脱水症状で、かかりつけの小児科から救急車で総合病院に
搬送され、今はICUで人工呼吸器にお世話になりながら回復を待っています。

ずっとそばについていてあげたかったですが、ICUの看護師さんに「一度自宅
へ帰ってきても大丈夫ですよ。お姉ちゃん達のことも心配だし」と言われ、
ICUの看護師さんと主治医の先生にノノをお任せし、昨日一時帰宅してきました。




【先週の金曜日】4月13日
夕方に保育所から電話で「ノノちゃん少し下痢気味なのでお迎えお願いします」
と電話がありました。
小さいクラスでロタが流行っているので早めに受診してお薬飲ませてくださいね、
と言われ、その日はそのまま帰宅しました。
以前、下痢嘔吐でもらっていた薬が家に2日分余っていたので、それを飲ませて
様子見していました。(病院へ行ってももらう薬は一緒なので・・・)

【土曜日】4月14日
下痢は続いていて、ミルクを飲むと嘔吐もあり。
だけど落ち着くとミルクもゴクゴクと飲んでいたので、昨日と同じく薬を飲ませて
様子見していました。
ウンチをすると毎回オムツからもれてしまいましたが、ノノは機嫌もそれほど
悪いわけではなく、おもちゃで遊んだり、私があやすと「エヘッ エヘッ」っと
笑ったりもしました。

【日曜日】4月15日
下痢はしていましたが、日中は一度もミルクを吐くことなく過ごせました。
だんだん良くなってきたのかな??なんて思って少し安心。
でも熱は38度を超えたままだったので、早く下痢と熱がおさまればいいなぁ
と単純に思っていました。
が、夕方6時を過ぎたくらいに熱が40度を超えてしまったのと、ウンチの中に
ピンク色のほんとに小さいポツポツっぽいのが混じって出てきたので、
夜間救急診療所に連れて行きました。
オムツも厳重に包んで持って行きました。
その日の担当は某小児科クリニックの先生でした。
小児科専門の先生だったので「あ~良かった・・・」と安心して、受診。
一通り経緯を説明して、オムツも見せて。
先生はおなかを触って「ゴロゴロしていますねぇ。整腸剤と熱を下げる薬を出し
ますので」と言って終わりました。
正直、「え??それだけ!?」って思いました・・・。
熱が40度を超えているのに検査はなし?オムツも検査なし??
後から知ったことですが、夜間救急診療所は検査やら何やらはしてくれない
んですね・・・。私の判断ミスでした・・・。
帰り際、1人の看護師さんが心配して声をかけてくれました。
「40度あって心配だから、明日は朝一番で小児科を受診して下さいね」
私は「ありがとうございます、そうします」と答えて、診療所を後にしました。

【日曜日深夜】4月15日
熱が下がらなかったので座薬を入れて様子見。
2時間経っても下がる気配がなく、ノノもミルクを少量ずつ頻回に飲んでいました。
この時に気付くべきでした。飲んでる量に対して下痢で出ている量が明らかに
多いことに・・・。
それに気付かず、ミルクも少しは飲めているから大丈夫、なんて思ってました。
熱が下がらなかったし、息もハァハァ苦しそう。たまに「あー!!」って大きい声
を出してました。
熱で苦しいんだな、かわいそうだな、って思って、もう一度診てもらった方がいい
んじゃないかと思い、夜中の2時頃に今度は総合病院の救急に電話してみました。
担当の看護師さんに一通り説明したら「夜間診療所に行ってきたならこちらでも
同じだと思います。処方された薬を飲ませて、熱が下がらなかったら脇の下や
足の付け根を冷やしてあげてくださいね」と言われ、冷凍庫にあった保冷剤を
薄目のタオルに巻いて脇の下と足の付け根に挟みました。
夜中に何度か保冷剤を新しいものに入れ替え、朝を迎えるときにちょうど全部使い
切っていました。
この私の行動も判断ミスです・・・。看護師さんに何と言われようと、我が子の様子
がおかしいならすぐに救急センターへ連れて行くべきでした・・・。

【月曜日の朝】4月16日
熱が一向に下がらず40度を超えていて、ミルクを60cc飲みましたが吐いてしまい
ました。息もハァハァと苦しそう・・・。
ユズカを小学校に送り出し、サユキを保育所に送っていき、その足でかかりつけの
小児科に急いで向かいました。車で30分です。
ノノの様子を運転中はミラーで確認、信号待ちでは振り向いて確認。
相変わらずハァハァと苦しそう。
目がうつろです・・・。
やっと小児科にたどり着いたら、駐車場の空き待ちで5台ほど並んでいました。
最後尾に並び、それから15分以上は待ったと思います。
ようやく空き、急いで駐車してグッタリしているノノを抱っこして受付へ。
受付票には予約外の診察待ちの名前がざっと20人以上書かれてありました。
受付の人に「熱が40度以上あってグッタリしるんですけど、どのくらい待ちますか?」
と聞いてみました。受付の人は「1時間・・・くらいはお待ちいただくと思います」と。
「あとで問診に来た看護師に伝えてくださいね」と言われ、グッタリしているノノを
受付横のハイローチェアに寝かせたら、「ベッドのお部屋へどうぞ」と別室を用意して
くれました。
もしこの時、別室に入らなければ別の看護師さんに見つけてもらえたかもしれません。
これも私の判断ミスです・・・。もっとたくさんの看護師さんの目にとまる場所にいれば・・・。
それよりも受付の人に「どうしても先に診てもらいたい!」と言うべきでした
・・・。周りの
人にどんなに白い目で見られようと、ノノを守るためにそうしなければいけなかったのに。
勇気がなくてダメなママだったね・・・。ノノごめんね・・・。

それから30分ほどで問診の看護師さんが入ってきました。
ノノは唇が真っ青で顔も手も血色が悪く、手はとても冷たくなっていました。
息はハァハァハァと細かく、目がうつろで開きっぱなし。
目が乾くんじゃないかと思って指で何度かまぶたを閉じさせてあげてもまたすぐに
開く状態でした。これも熱で朦朧としていて苦しいからだと思っていました。
バカな母親です。

問診の看護師さんに一通り説明をしたら、「顔色悪いねぇ。お手手も冷たいね。お熱が
あるから毛布であっためてあげようね」と毛布をかけて、出て行きました。
小児科の看護師さんが状態を見てくれたし、慌てる様子もないから大丈夫なんだと
思っていました。その時は・・・。
それからまた30分ほどでようやく呼ばれました。
廊下を歩き始めたら、呼びに来てくれた別の若い看護師さんが
ノノを見るなり、自分の
手をノノの目の前で動かしました。それからポケットからライトを取り出し、目を照らして。
慌てて先生に「先生、この子早く見てください!」って。
先生は「ん?どうした?」という感じでゆっくり振り向きましたが、ノノをみるなり態度が
変わり、「酸素!すぐ救急車呼んで!○○病院の○○先生に電話して!」とノノにずっと
酸素を送り続けながら看護師さん達にたくさん指示を出していました。
酸素を送っている間にも先生は何度かノノの目をライトで照らしていました。
私は何が起きているのかわからず、ただただ呆然と見ていることしか出来ず・・・。
ガタガタと全身が震えました・・・。怖かったです・・・。
ノノに何が起こってしまったのか・・・。

小児科の先生がノノに酸素を送り続けながら病院の先生に電話で説明していました。
「極度の脱水状態」「ショック状態」「脈なし、血圧取れず」「全身チアノーゼ」「意識ゼロ」
「瞳孔散大」

・・・どうしよう・・・どうしよう・・・どうしよう・・・
ノノ、死んじゃうの・・・?いや・・・いやだ・・・誰か助けて・・・。神様・・・神様・・・。

促されるまま私も救急車に一緒に乗り、先生も救急車の中でずっと処置を続けてくれて
いました。
私は・・・ただガタガタと震え、座っていることしかできませんでした。




私のせいで命を落としかけたノノ・・・。
先生達の懸命な処置のおかげで、一命を取り留めました。
夜には意識が戻り、その数時間後には私を見て泣いてくれました。手足もパタパタと
動かしてくれました。
旦那と2人で大泣きしました。
意識が戻って喜んでいた私達ですが、先生は「これはまだ第一段階ですからね」と。
・・・日が経つにつれてその意味が分かりました。
全身のダメージがひどく、6日経った今も検査の数値は良くなったり悪くなったり。
初めは酸素マスクだけで保てていた酸素濃度も、今は人工呼吸器を使わないと保てな
いのです。
私が一時帰宅出来たのは、ノノは今、低体温にさせて脳を休めている状態で、その間
は変化が起きることも多分ないだろうから、ということで看護師さんに帰宅を勧められた
のです。主治医の先生も「帰っても大丈夫ですよ」と言ってくれました。
昨日の検査結果も、少しずつではありますが数値が上がってきています、ということ
だったので、先生・看護師さんにお任せして帰宅してきました。



ノノ、今日もICUで頑張っています。
午後に会いに行くからね。待っててね。




nice!(0)  コメント(3) 
共通テーマ:育児

nice! 0

コメント 3

たろ

読みながら、私も震えて涙が出ました。涙が止まらないです。
怖かったでしょうね。大変でしたね。

でもいごっちさん、自分を責めないで!
私も同じ状況に陥っても、同じ対応していたかも。
母親失格なんかじゃない。
たまたま、すべてが少しずつうまくいかなかっただけです。
でもノノちゃん、ちゃんと助かったじゃないですか!

ノノちゃんが一命をとりとめてくれて、本当によかった…
大丈夫、ママのこと恨んでなんかいないはずだし、
助けてくれてありがとうって思ってくれているはず。

ユズカちゃんとサユキちゃんもがんばってくれてますね。
ノノちゃんもいごっちさんも、みんなみんな、早く元気になってね。
心より、お祈りしています。
by たろ (2012-04-22 23:37) 

つかさ

初めてコメントさせていただきます。二番目のサユキちゃんと私の子どもが同じ名前で、なんとなく親近感がわいて時々ブログ拝見していました。私の娘も2週間程前にロタウィルスにかかり、嘔吐と発熱と下痢の症状でした。幸い5日程度で回復しました。
ブログ何回も読み、そのたびに涙が出てきました。ノノちゃんが早く元気に回復されることをお祈りしています。
お仕事の調整と、看病、家事、と大変だと思いますが、頑張ってください。応援してます。
by つかさ (2012-05-07 16:42) 

いごっち

◎たろさん◎
お返事遅くなってしまってごめんなさい!
温かいコメントをありがとうございました。
今も、「自分のせいで・・・」という気持ちがなくなることはないですが、たろさんのように励ましてくれる方がいてくれたおかげで、自分自身も救われました。

そして、やっと・・・ネットをする余裕が出来ました。心も、時間も。

ノノは本当に頑張ってくれて、ゴールデンウィーク明けに無事退院出来ました(*^-^*)
入院中のノノの頑張りを、後ほどブログで報告させていただきますね。

入院中はユズカもサユキもいろんなことを我慢してお留守番頑張ってくれました。
本当に大切な大切な家族です・・・。



◎つかさ様◎
コメントをありがとうございます!!
お子さんがうちのサユキと同じお名前なんて☆嬉しいです(*^o^*)

ノノは、本当に奇跡的に回復しました!病院の先生達もとても喜んでくれました。
ロタ・・・こんなに怖いウィルスだったなんて、私が甘かったです。
上の子達は今までノロやロタにかかっても1週間以内に元気になっていたので、今回も大丈夫だろう、なんて思っていました。

特にこれと言った後遺症もなく退院してくれたノノは、2日後には保育所に行き始め、私も仕事を再開することが出来ました!

心配してくださって、本当にありがとうございます。
これからも3人姉妹の元気な姿を載せていきますので、どうぞよろしくお願いします☆



by いごっち (2012-05-13 06:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。